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雨漏りが起きたときに確認すること|初動・応急処置・調査の流れ

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この記事の要点

  • まずバケツ等で水を受け、家電・家具を移動し、被害状況を写真で記録します
  • 屋根に登っての確認・応急処置は転落の危険があるため絶対に避けてください
  • 雨漏りは原因特定が最重要です。原因調査(散水調査等)に対応できる業者へ相談しましょう
  • 原因を特定しないままの塗装・部分補修は再発の可能性があります

雨漏り発生時の初動(最初の1時間)

  • 水滴の落ちる場所にバケツ・タオルを置く(水はね防止にタオルを入れる)
  • 濡れる範囲の家電・コンセント周りを確認し、必要なら家具を移動する
  • 雨漏り箇所・天井のシミ・濡れた範囲を写真と動画で記録する
  • 発生日時・天候(雨の強さ・風向き)をメモする
  • 天井からの大量の漏水がある場合は、天井裏に水が溜まっている可能性があるため近づきすぎない

やってはいけないこと

  • 自分で屋根に登る(雨で滑りやすく、転落事故の危険があります)
  • 原因を確認しないままコーキング材で隙間を埋める(水の出口を塞ぎ、内部に水が回って悪化することがあります)
  • 「すぐ工事しないと家が腐る」という営業トークだけで高額な契約をする
  • 濡れた天井板を不用意に突く(崩落の危険)

注意

応急処置としてのブルーシート設置も、高所作業になる場合は業者への依頼をおすすめします。

雨漏りの主な原因候補

雨漏りの主な原因と起こりやすい場所
原因候補起こりやすい場所・状況
屋根材の割れ・ずれ経年劣化、台風・強風の後
棟板金の浮き・釘抜け築10年以上、強風の後
防水シート(ルーフィング)の劣化築20年以上の屋根
外壁のひび割れ・シーリング破断サッシまわり・目地からの浸水
ベランダ防水層の劣化ベランダ直下の部屋での雨漏り
雨樋の詰まり・破損オーバーフローした雨水の浸入
天窓・換気口まわりパッキンやシーリングの劣化

ポイント

雨漏りの浸入口と室内に出てくる場所は離れていることが多く、見た目だけでの特定は困難です。だからこそ原因調査が重要になります。

現地調査の前に確認・準備しておくこと

  • いつから・どんな雨のときに漏るか(小雨でも漏るか、風向きとの関係)を整理する
  • 雨漏り箇所の写真・動画を撮っておく
  • 過去の修理歴・リフォーム歴をまとめておく(図面があれば用意)
  • 賃貸・分譲マンションの場合は管理会社・管理組合に先に連絡する
  • 火災保険の契約内容(風災補償の有無)を確認しておく

調査方法と費用の目安

目視調査は無料〜数万円、散水調査(実際に水をかけて浸入口を特定する調査)は数万円程度かかる場合があります。赤外線調査などの専門調査はさらに費用がかかることがあります。

調査費用の有無と、調査の結果どこまで特定できるのかを事前に確認しましょう。「調査なしで即工事」を提案された場合は、根拠を確認することをおすすめします。

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よくある質問

雨漏りは火災保険で直せますか?

台風・強風・雹などによる損害は、契約内容によっては補償対象になる場合があります。ただし適用可否は保険会社・契約内容・損害状況により異なり、経年劣化が原因の場合は対象外となるのが一般的です。「必ず保険で無料になる」という説明は正確ではないため、ご自身で保険会社に確認してください。

とりあえず安く部分補修だけして大丈夫ですか?

原因が特定できている部分補修であれば有効な選択肢です。一方、原因が特定できていない状態での部分補修は再発リスクがあります。補修の前に「原因をどう特定したか」「再発した場合の保証はあるか」を確認しましょう。

雨漏りを放置するとどうなりますか?

木部の腐食、断熱材の劣化、カビの発生、シロアリ被害などにつながる可能性があり、放置期間が長いほど補修範囲が広がる傾向があります。症状がある場合は早めの調査をおすすめします。

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