シーリング(コーキング)の打ち替えと増し打ちの違い
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この記事の要点
- 「打ち替え」は古いシーリングを撤去して新設、「増し打ち」は既存の上に充填する工法です
- 外壁目地は打ち替えが基本、サッシまわりは増し打ちが選ばれることが多いです
- ひび割れ・剥離・肉やせはシーリング劣化のサインです
- 見積もりでは打ち替え/増し打ちの区別とm数・使用材の記載を確認しましょう
シーリングの役割
シーリング(コーキング)は、サイディングボードの継ぎ目(目地)やサッシまわりを埋めて、雨水の浸入を防ぎ、地震や温度変化による建物の動きを吸収する役割を持ちます。
シーリングの寿命は一般的に7〜10年程度とされ、外壁塗装より先に劣化することも多い部位です。
打ち替えと増し打ちの比較
| 項目 | 打ち替え | 増し打ち |
|---|---|---|
| 工法 | 既存撤去 → 新規充填 | 既存の上から充填 |
| 耐久性 | 新品同等に回復 | 既存の劣化状態に影響される |
| 費用(m単価) | 高め(撤去手間あり) | 安め |
| 外壁目地 | 基本的にこちらを推奨 | 応急的な対応 |
| サッシまわり | 防水紙を傷めるリスクがあるため注意 | こちらが選ばれることが多い |
ポイント
「サッシまわりは増し打ち」が手抜きというわけではありません。撤去時に防水紙や躯体を傷めるリスクを避けるための一般的な判断です。
劣化症状のセルフチェック
- ひび割れ:表面に細かいひびが入っている
- 肉やせ:シーリングが痩せて目地が凹んでいる
- 剥離:外壁との間に隙間ができている
- 破断:シーリング自体が切れて奥が見えている
- 硬化:押しても弾力がなくカチカチになっている
注意
剥離・破断まで進んでいる場合、目地から雨水が浸入している可能性があります。外壁内部や室内に症状がないかも確認し、早めの点検をおすすめします。
見積もりでの確認ポイント
- 打ち替えか増し打ちか、部位ごとに明記されているか
- 施工範囲(m数)が記載されているか
- 使用するシーリング材の種類(変成シリコン等)・製品名
- プライマー(接着剤)処理が含まれているか
- 塗装の上から施工するか、塗装の前に施工するか(先打ち/後打ち)
外壁塗装と同時に行うべき?
シーリング工事にも足場が必要なことが多いため、外壁塗装と同時に行うことで足場代を1回分にできるメリットがあります。塗装の時期が近いなら、同時施工の見積もりを取って比較することをおすすめします。
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よくある質問
シーリングだけの工事も頼めますか?
可能です。ただし2階部分の目地には足場が必要になることが多く、足場代の比重が大きくなります。外壁塗装の時期が近い場合は、同時施工も含めて比較検討するとよいでしょう。
DIYでコーキングを打ってもよいですか?
1階の小さな隙間の応急処置程度であれば可能ですが、外壁全体の目地や高所はおすすめしません。また、雨漏りの原因調査前に隙間を埋めると、水の経路が変わって原因特定が難しくなることがあります。
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